恐れ回避型愛着障害

私は恐れ回避型の愛着障害を持っています。

この愛着は理解されにくく、矛盾を沢山抱えているが故に自分も相手も傷つけてしまいます。

この文章はあくまでひとつの例です。万人に当てはまる訳ではありません。

恐れ回避型愛着障害とは不安型と回避型のふたつを合わせ持つことを指します。

自分は愛されているのか、必要とされているのかという不安から束縛してしまう。メンヘラのような面と、人を信じられない、自分が愛されるわけが無い、という気持ちから人を拒絶してしまうという面を持っています。

 

恐れ回避型愛着障害の私の恋愛はどうなっているのかというと、初めは不安型が強く連絡や行動予定が分からないことに大きな不安を抱えているため束縛してしまいます。スタ連や、着信、位置情報の共有は当たり前のように行っていました。それが少しずつ信頼とともに減っていくと次は回避型が出てきます。連絡が来るのがだるい、LINEもめんどくさい、関わらないでほしいというように大きな壁を作ってしまうのです。

私は回避型の方が強いため、相手に嫌われたと思わせてしまうこともしばしばありました。「別れる?」と何度も言われますが心底嫌いな訳では無いので「なんでそんな事言うの、嫌いじゃないもん」みたいな感じで不安型のような面が現れることが多いです。ものすごく情緒不安定な人のような、人格が全く違うような行いや対応をしてしまうのが大きな特徴なのかなと思っています。

 

こんな私がどうやって恋愛をしているのかというと、まず自分の愛着障害について説明します。それから相手が傷つかないように今が不安期なのか回避期なのかを事前に伝えます。そうすることで互いの誤解が少しでも減ると思います。また、不満があれば小さなことでも伝えることです。これはどのカップルにも言えることだと思いますが、不満を溜め込むとしんどくなります。互いに似ている部分があったとしても、2人は全く別の人間です。だからこそ何でもいいので嬉しかったつらかった、これはしないで欲しいを伝えるべきです。そして2人で互いに納得出来るルールを設け、より良い交際をすることが何よりも大切だと思います。

 

複雑な愛着を持っているからこそ自分も相手も苦しめてしまうことはありますが、事前に伝えること安全基地であることを認めることが恐れ回避型愛着障害を持つ人たちにとって大切なことだと思います。